
そろそろ新築建売購入検討したいな…

検討中で色々な情報を集めている方なら
誰もが値引きについても考えますよね。

聞きたいけどなかなか「値引き」
についての話って言いづらいです!

そうかもしれませんね~
この記事を読めば「新築建売の値引き」について詳しく分かります。
そもそも値引きは可能なのか、一体誰が値引きを決めているのか、
狙い目の時期はあるのかや、いくら位の値引きが可能なのか、
そして、やってはいけない値引き交渉の仕方など。
これから新築建売購入を検討している方にとって、知っておいて損はない
お話です。
新築建売物件で値引きは可能なのか

そもそも金額の大きい新築建売で
「値引き」って可能なんですか?

これ一概に言えなくて…物件毎に値引き
相談は可能ですという回答になります。
★ ハウスメーカー側は土地仕入れ時に、土地にランク付けをしています ★
※メーカーによっても異なりますが、例えばA~Eランクといった具合になっています。

ランク付け?

例えば…☟
Aランク・・・「駅近」「人気小学校徒歩5分圏内」「整形地」「南向き」等
こういったAランクの土地の物件であれば、勝手に定価で売れていきます。値引きする必要のない物件がAランクとも表現できます。

例え営業が猿だったとしても売れ
ちゃうような物件はAランク!!

確かに物件だけでなく土地や
周辺環境って重要ですよね。

そしてEランクとは…☟
Eランク・・・「海が近い」「周囲は山」「最寄り駅まで50分」等
こういったEランクと表現されるような土地環境の物件であれば、なかなか当初の設定金額では売れません。売れにくいです。すなわち、定価から下がる可能性があるということです。

物件そのものというよりも、土地のランクがどうか
が値引き可能か見極めるポイントの1つなんですね

はい!
新築建売物件の値引きは誰が決めるのか

お客様の中にも、私達仲介不動産業者に対
し熱心に値引き交渉される方がいますが…

不動産に言っても意味ないの?

値引きの流れを見てみましょう
① 不動産会社はお客様から購入申込書を頂く(実際は購入申込書貰う前の値引き相談が多い)
☟
② 不動産会社が売主であるHM営業担当に、お客様から値引き相談があることを伝え相談
☟
③ ハウスメーカー営業担当がボス(その営業所のトップ、もしくは、もっと上の人)に相談
☟
④ 稟議をあげ、決裁権限者(営業所トップかもっと上の人)からOKがとれれば値引きが確定する

なるほど…不動産会社に頼み込んで
どうにかなる問題でもなさそうですね
新築建売物件に値引きしやすい時期はあるのか

値引きしやすい時期…
これは、あります♪

あるんですね!いつかな?
これらの「決算月」には、逆に売主側のハウスメーカーから、私達不動産仲介業者に
「この物件は100万円引けますよ」「だから絶対売ってね」などと言ってアピールがあります。
ただ、こういった値引き情報は「ポータルサイト(スーモ等)への掲載は不可」ということも多く
実際に問い合わせを頂いたお客様のみにお伝えできる「値引き情報」だったりもします。

決算月に、気になる物件の問い合わせ
いれると値引きのチャンスかもですね♪

今は決算月の9月!当社も売主から1時間に
1回位は「見込み客」いないか確認が…!

新築建売購入検討されてる方にとって
今は値引き交渉のしやすい時期ですね
新築建売物件、一体いくら値引きできるのか

物件によってや、決算月は値引き
可能な事もある事がわかりました。

次に気になるのは「一体何円
値引きできるのか?」ですね

気になります!!

値引きの金額で気を付けて
ほしいことがあって…☟
仲介の不動産営業マンが「150万円お値引きできますよ」と言ってきたり、
見積書に「150万値引き可能」等書いてある場合があります。しかし、これ鵜呑みに信じて
喜ぶのは危険です!!感覚的に150万以上の値引きって9割は無い話だと思います。

静岡県西部地方メインに仲介してますが現
実ライン150万値引きはなかなか無い!

でも、どうして150万値引きと
言ってきたりするんですか?
もし仲介の不動産営業マンが「150万値下げ」で購入申込書の記入を迫ってきたら…
「その150万円の値下げの根拠」「本当に売主であるハウスメーカーから150万値下げの
了解がとれているのか」「本当に150万値引いてくれるのか」ここら辺をキチンと確認
してから契約してください。営業マンに一筆書いてもらうのもいいでしょう。

申込書記入後で、やはり値引き50万しかできない
となっても、もう不動産を変えられません!!

口頭での大きすぎる値引き金額
の話は要注意、要確認ですね!
新築建売、こんな値引き交渉はオススメできません

新築建売購入は電化製品購入とは
違いますので気を付けてください

電化製品はインターネットで確認し、各電気屋で
も値段を確認し最安値を探したり交渉しますね。

不動産に関しては何社も同時に
交渉するのは避けて頂きたいです
例えば、お客様がA物件を気に入り、まず○○不動産に依頼して「50万円下げて」と伝えたとし
ます。
その後、□□不動産にも行き同じA物件について「100万円下がらないか」と相談したとし
ます。
お客様としては、より価格を下げて提示してきた不動産を選ぼうと天秤にかけたつもりで
す。
が、〇〇不動産も、□□不動産も、A物件の売主であるA建築会社というハウスメーカーに連絡
し、お客様の要望を伝え、同じ会社の同じ担当者に値下げ交渉をすることになります。

色々な仲介不動産会社を天秤に
かけても結局交渉先は同じですね

色々な不動産を天秤にかけてる事が売主に
ばれると印象が悪くなってしまったりして…

こういったお客様は遠慮したいと
売主に言われてしまうことも!

値下げ交渉どころじゃないですね。

何社も巡り同じ物件で交渉していると…売主に本当に
欲しいんだと知られ、逆にこの人値引きなくても買う
だろうと思われてしまい値引きが難しくなることも!
まとめ

新築建売「値引き」のあれ
これ話いかがでしたか?

電化製品購入と同じ感覚で色々な
店を回り価格交渉はNGということ…

値引き交渉しやすい時期があること…

物件の値下げを決めるのは不動産屋
ではなく売主であること…
こういったちょっとした知識を身につけて、新築建売物件の購入や検討、
値引き交渉の際には参考にして、上手な交渉をしてくださいね😊