新型コロナウイルスの拡大に伴い、全国に非常事態宣言が発令されました。
世界的な不安が広がるなか「これから家を買ってもよいか」とお悩みの方も多いと思います。
「コロナの影響でお給料が減ってしまった場合、住宅ローンを返していけるだろうか」
「家を買ってから病気にかかってしまい、住宅ローンが返せなくなったらどうしよう」
「外出自粛の中、家を買うことを考えてもいいのだろうか」
あなたもこのような事をもやもやと考えていませんか?
あなたの不安が少しでも解消されることを願って、これから現役の不動産屋社長が
コロナ時代のお家の買い方をアドバイスさせていただきます!
家を買うために3つのポイントがあります。
一緒に確認してみましょう。
①家を買う目的を考えよう
あなたは何のために、マイホームが欲しいですか。
家が欲しいと思った方のほとんどが上記のようなことを思うのではないでしょうか。
どれも長期的なことを考えてのマイホーム購入と言えます。
確かにコロナの影響により給料は下がるかもしれないし、景気が悪くなりそうなのに、
家を買ってもいいかどうか迷いが出ると思います。
しかし、コロナの収束を待っていたら、タイミングを失ってしまうかもしれません!
「コロナが収束したら、家を買いたい。」そう思っている方は、家の購入にもっと前向きになってもいいのかもしれません。
②収入支出の現状把握をしよう
収入支出の現状把握についてですが、通常は
・現在の収入支出を把握して、それを基に給料が徐々に上がっていくイメージ、
もしくは、、
・給料が今と変わらないと仮定して資金計画を立てる
この2パターンが多いと思います。
それをコロナで給料が減った場合の仮定で計画を立て、問題ないかを検討してください。
業種にもよりますが、リーマンショックの時を参考にすると2割から3割、今の給料から減らした金額でシュミレーションしてみてください。
お給料が減ってしまった場合のシュミレーションをすることで、やりくりしていけるかどうかを見える化することが必要です。
③どんなことが不安か振り返ってみよう
あなたの不安要素はなんですか?
「家を買って、病気にかかってしまい、住宅ローンが返せなくなったらどうしよう。」
長いと約35年間のローン返済が待っています。
最近は40代でお家を購入される方も多いです。40代といえばすでに特定健診の対象年代ですから、健康に不安が出てくる方もいらっしゃいます。
長い返済期間に思わず尻込みしてしまいそうですが、そんな不安を解消してくれる保険があります。
住宅ローンを組む際に加入する団体信用生命保険です。
銀行によっては次のような商品もあります。
・ガン(所定の悪性新生物)になった場合、住宅ローンの返済が全額免除(※金利の上乗せなし)
・3大疾病や要介護状態になった場合、住宅ローンの返済が全額免除(※金利の上乗せあり)
これは賃貸では得られない安心感です。団体信用生命保険があれば
あなたに万が一のことがあっても、家族を路頭に迷わせる心配はありません。
「外出自粛の中、家を買う事を考えてもいいのだろうか」
外出自粛が叫ばれるなか、物件を探してもいいのかと不安になる方もいると思います。
確かになかなか外に出られない雰囲気がありますが、そんな中でも物件探しに動いている
人達がいるのも事実です。
販売の動きが鈍くなった建売業界では、今値下げラッシュも起きています。
値下げのタイミングにすぐ動けるように、常に情報をチェックしておくことをお勧めします。コロナで自粛が求められる世の中ですが、こういった時こそ、じっくりネットで物件探しができるので、チャンスでもありますよ。
最近では住宅系のYoutube動画もたくさんあるので、購入前にたくさん知識を付けておきましょう。
そして、どの不動産会社で契約を進めるのか、選ぶお店によって購入総額に差が出ることがあります。最近では仲介手数料無料をうたっている不動産会社も増えました。物件探しと並行して、不動産会社のチェックも大切です。
最後に、、
大切なのは「コロナに惑わされない」という事です!
こんな時代は、お金の専門家に相談するか、物件の価格を抑えた資金計画を立てていくことがマイホームの買い方のコツです。ぜひライフプランに合わせて、住宅の購入をご検討ください。