木造新築建売住宅の寿命。いつまでもつの?

新築購入時に気になること

新築建売住宅について購入を検討した時に気になること・・・

 

どれくらいもつのかな?」「長く住めるのかな?」ということですね。

 

正直な話、一昔前の新築建売住宅のイメージは・・・

 

「安かろう、悪かろう」というものだったと思います。

 

そのイメージのままだと、新築建売住宅の購入を検討した時に不安になってしまいますよね。

 

これを読めば、現在の新築建売住宅の寿命や、寿命の長い建売戸建ての見分け方がわかります!!

一体「新築」はいつまでもつのか?

結論から言うと・・

「現在の新築建売住宅は40年~50年もちます!」

大丈夫です!! 

気になる40年~50年もつ新築建売住宅の見分け方は?

気になる40年~50年もつ新築建売住宅の見分け方は??

今日は、3つの見分け方ポイントをお伝えします

見分け方① 有償保証が何年ついているか??

新築建売の場合まず無料で10年間の保証は絶対についてきます。これは法律で決まっていることです。

新築建売販売の場合・・

・雨漏りを防ぐ部分(屋根、外壁など) 

・建物を支える部分(住宅の基礎、柱など)

構造上大事な部分について、10年間の無料保証が義務付けられています。

10年以降の保証に関しては、法律に義務付けられていません。そこから後は「メーカー独自の保証」「35年保証」になってきます。

 

 

このメーカーの「35年保証」は、有償になります。

メーカー側も、メンテナンスを適切にすれば、家が35年もつ自信があるからつけているということです。この「35年長期保証」がついているかどうかが、40年~50年持つかどうか見分ける為の一つの目安になります。

 

 

よって、有償保証が何年ついてるか?は、長持ち住宅かどうかの見分けポイントの1つ目になります。

 

☆木造住宅の場合は、どうしても水漏れに弱いです。水に濡れれば木は腐ります。水が浸入する部分の定期的なメンテナンスが必要になります。外壁や屋根、そして、意外と気づかないところはバルコニーです。

 

基本、バルコニーは木造でできています。バルコニー部分は屋根が無く、「ねずみ色で」塗装されていることが多いです。あれは「FRP塗装」と言って、船の下の部分と同じ塗装を使用しています。その塗装も、年月が経つとひび割れたりして、水が入ってきてしまいます。

 

こういった部分を、きちんとメンテンナンスするのが長持ちさせる条件の1つにもなります。

見分け方② 耐震性能がどれくらいあるか

家が仮に40年~50年もつとしても「耐震性能」が低ければ、もったところで大地震がきたら終わりです。

 

長期間安心で快適に暮らせる家を「長期優良住宅」と認める認定制度があり、その条件は「耐震性能等級2以上の家」というものになります。逆に「等級1」だったら、長期優良住宅ではない!ということです。だから、建物を購入する際は、耐震等級2以上の建物が望ましいです。

 

「建築基準法という法律」が定められています。

 

耐震等級1 → 震度6強~震度7に相当する数百年に1度起こる大地震に耐えうる強度を持つよう構造計算された家が耐震等級1。

 

耐震等級2 → 熊本地震の1.25倍の耐震強度がある家。 

 

耐震等級3 → 災害拠点となる消防署と同レベルの耐震性能で数百年に1度の地震に耐える力の1.5倍の耐震力を持つ家。

 

※熊本地震は震度7です。

 

40年~50年もたせるという意味では、外的要因である地震にも耐える力がなくてはダメですね。最低でも耐震等級2の性能がある家を買うのが安心です。

 

実際のところ正直な話「ローコスト住宅」と言われる新築戸建ての中には、デザインはよくても、耐震等級がギリギリという物件も存在しています。

 

別にそれは違法建築ではないので、とやかく言うつもりはないですが、、、個人的な主観で言えば「耐震等級1」というギリギリの家は世の中に多々ある印象です。

 

来店されるお客様も、建売住宅の購入に際して「立地と価格」を気にされますが「耐震等級」についてまでは、そこまで気にしていないのか聞いてこないお客様が多いです。

 

購入検討される方は是非「耐震等級」にも着目してください!!

 

耐震性能がどれ位あるのかは、長持ち住宅かどうかの見分けポイントの2つ目になります。

 

見分け方③ 性能評価取得しているかどうか

建売住宅を買う場合、基本は目視での不具合しか確認できないですね。なぜなら建物が完成しているからです。壁の中を壊して見たりまでできないのが現状です。中には、「もっとしっかり確認してほしい!」と思う人もいると思います。

 

その場合は「ホームインスペクション」と言って、住宅診断士が有料で第三者的な立場で専門的な見地から住宅の内容を確認してくれるものがあります。費用は約10万円位でやってくれます。

 

コレ、ぶっちゃけ「必要論」と「不要論」に分かれています(笑)私もローコストの新築建売戸建を扱う身として、心配だったので、1度「ホームインスペクション」をお願いしようとしたことがあります。もちろん自腹で。

 

そこで一言、言われたのは「新築は破壊できないからやるだけ無駄だよ」ということでした。「ホームインスペクション」を、やったほうがいいとなってるネットもあるけれど、10万円かけて新築戸建てを確認して見てもらったところで、大問題が発生するなんてことはないそうです。

 

大きな声でこんなこと言ったら「ホームインスペクション」を行っている方に怒られてしまいますね(笑)あくまで一体験談なので、やるかやらないかの判断は、あなた次第でお願いします。

 

さて建設住宅性能評価書」をとっている家というのは、例えば入居後「欠陥住宅」だったというようなトラブルについて、申請手数料の1万円のみで、裁判外の紛争処理(あっせん・調停・仲裁)を行ってもらえます。紛争処理は裁判によらない紛争解決手続(ADR)であり、裁判と比べて費用が安い以外にも、次のようなメリットがあります。

 

住宅性能評価書を取得しているかどうかが、長持ち住宅かどうかの見分けポイントの3つ目になります。


1⃣ 専門家の関与(弁護士や建築士等から公平で専門的な知識が得られる)  
2⃣ 手続きの非公開(解決までの過程は非公開で行われるため、プライバシーが守られる)
3⃣ 迅速な解決(当事者の合意に基づき行うことや、専門家の知識を活用することで迅速な解決を図れる)


これは住宅購入する際に大きな安心ですね。正直、その家が欠陥なのかどうかは家を壊してみないと分からないかもしれません。でも欠陥があるのなら住みだして10年以内には問題が起こるはずです。その際に、泣き寝入りすることのないように「建設住宅性能評価書」のことも覚えていてください。

まとめ

新築建売住宅を購入する際は・・・

 

「どうせ安かろう、悪かろうかな?」と心配になってしまうこともあるかもしれませんが・・・

 

上記で述べた「3つの見分け方ポイント」をクリアした物件を選んで頂ければ、建売だからと言って必要以上に心配する必要はありません。

 

保証を利用し、定期的に正しいメンテナンスをしながら使用していけば、、

 

「現在の新築建売住宅は40年~50年もちます!!」

 

HAPPYROOM株式会社では、こういった安心ポイントをクリアしている物件を取り扱っていますので、安心してお問い合わせください。

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