HAPPYROOM誕生秘話!!!

元々の予定は「パンダ不動産」!?

 

あるところにパンダが大好きな男、ナカアキ(37)がいた。

 

工場勤務で毎日忙しくしていたはずが

リーマンショックにより仕事が激減、

いつか首をきられるのではないかとビクビクしていた。

 

いつからかそんな毎日に嫌気がさし始め、

将来に不安を感じ、手に職をつけようと

がむしゃらに勉強、宅建を取得した。

 

仲間からの応援もあり、そこから転職。

地元の不動産屋で経験を積み

あっという間に3年が経った。

 

多忙な毎日、衰えていく体、

このままじゃ工場の時と変わらない…

そう思ったナカアキは考えた。

 

悩み悩み、そしてついにひらめいた!

「開業しよう、店を持とう!!!」

 

そして2016年6月1日、創業準備が始まった。

だが間もなくあることに気が付いた。

 

そう、店の名前が決まっていない。

 

当時は社長の名前を付けた不動産屋が多かった。

 

「仲秋不動産…滑舌の悪いオレには言えない…」

「むしろ「ちゅうしゅう!?」と間違えられそう…」

「つか、ダサくね!??」

 

そう思ったパンダ大好き男はひらめいた。

全国にトマト不動産というお店がある。

じゃあ大好きな「パンダ」でもいいのではないか?

 

早速当時のパートナーに相談。

ウキウキ返事を待つナカアキ。

 

だがしかし、ついに来た返事は

予想とは真逆の答えだった。

 

「そんなダサい名前、絶対にイヤ!!!!」

そう告げ、パートナーは去ろうとした。

 

困ったナカアキは提案した。

「ゼブラ不動産。しまうまならどうだ??」

そのままパートナーは音信不通になった。

 

やけになったナカアキはキャバクラに走った。

「今度不動産屋はじめるんだけどさぁ、名前つけてよ~」

「え~、そんなん自分の名前でよくない?」

「(なかなかきついな)いや、なんとかルームとかさぁ…」

「えー、○○不動産とかじゃないの?笑」

「いや、横文字とか?みんなが幸せになれそうなのが良くて」

「うーん、(めんどくさ)じゃあ、ハッピールームとかで良くね?

幸せ、てかハッピーっしょ?」

 

衝撃が走った。

そしてそのまま採用。

なんて情けないオチだろうか。

 

これが事実だから仕方ないのだが、

お客様どころかスタッフにすら言いづらい…

 

ナカアキは葛藤を抱えたままだが

結局そのまま開業、ハッピールームの出来上がり。

 

開業当初からいるスタッフは由来を知ってもなお、

働き続けてくれている。(全員ではない)

 

ちなみに1年後、パートナーは別の不動産屋にいた。

まっとうな名前の不動産屋だった。

 

これがハッピールームの誕生秘話。

 

決して声を大にしては言いづらい由来だが

40手前にしてもなお暴走し続けているナカアキは

開き直りついにはネットに載せることを決意した。

 

その他のエピソードなどを聞きたい方はぜひ一度ご来店頂きたい。