値引きはできるのか
それは「値引きは出来るんですか？」というものです。
結論から言うと値引きは可能です。そして値引きできる確率は80％くらいあります！
どれくらいの金額の値引きができるのか気になりますよね。
額で言うと、２６８０万円の物件の場合「８０万円」位は切ることができる可能性があります。
場合によっては「１００万円以上」値引きされることもあります。
これお客様にとっては嬉しいことですね。８０万円や１００万円は、かなり大きな金額です。
同様に、売主にとっても、その金額の大きさは同じです。値引かれる方は、正直かなり痛いです。
その心情は是非わかって頂けたら…と思います。
値引きしやすい時期
値引きの可能性はあるとお伝えしましたが、いつでも値引き可能というわけではありません。
値引きされやすい時期というものがあります。
まず【決算の３月】
これは3月末までに引渡しが条件になるので、最終のピークは3月10日位までです。
この時期は、売主としては利益より販売額を求めることが多いので
この時期になると、売主側から「いくらまでなら引いても良い」と
言われる場合もあり、値引きされる物件が出てきます。
３月以外だと四半期決算がある関係で【6月9月12月】が
比較的相談にのってくれることが多いように思います。
この中で、特に12月は慌ただしい月です。そのタイミングで家を買う人は意外と少ないです。
お客さんが少なくても、販売側には、その月の最低限のノルマはあるので
ノルマに達していないようなタイミングであれば値引き相談がしやすい時期と考えられます。
値引きが難しいケース
例え、時期が上記に該当していても値引きが難しい場合があります。それは…
【人気のエリアの物件】です。
例えば、学校徒歩圏内の整形地や最寄り駅まで徒歩圏内の利便性の高いエリアの場合です。
こういった条件の物件は、販売側が何かしら働きかけなくてもお客様の方から連絡が入り
売れることが多いので、値引きに関してはシビアになったりします。
そして、これは私が「噂」で聞いた話になりますが
「発売開始してから1ヶ月間は一切値引きはしない！」
というルールで販売している建築メーカーもいるというのを聞いたことがあります。
発売当初から１カ月程度だと、その近所に住んでいる人の中で「どうしても欲しい！」
という方が少なからずいるんです。
私達の業界だと、それは「ラッキーパンチ」と言ったりします。
このようなラッキーパンチが起こる事があるので、発売当初１か月位は様子を見ることがあります。
値引きはいくら位、そして何回くらいされるのか
冒頭にも述べましたが２６８０万円の物件の場合「８０万円」位は切ることができる
可能性があります。場合によっては「１００万円以上」値引きされることもあります。
建売住宅の建設の流れだと、基本的に更地の状態で発売開始されます。
そして完成されるまでの間に値引きは一回あるかどうかです。
その時に「100万円下がる」事が多い印象です。
だから、完成した時点では発売時より100万円下がっていることが多いのです。
そして、完成してから3ヶ月経過すると２回目の値引きで、更に100万円下がったりもします。
場合によっては、それ以上の値引きで販売されることがあります。
スーモに掲載された金額が正しくない時もある
話は少し逸れてしまいますが「新築」と言われるのはいつまでかご存知ですか？
その答は「完成してから一年間」です。その間しか新築とは言えないのです。
よって、それ以降の時期は「中古」になってしまうのです。
完成してから６カ月売れ残った物件があったとします。
スーモ等には、値下げしていない値段で掲載してあったとしても
実際問合せすると「これくらい値引きできるよ」というようなケースも
稀にあります。
どうして正直にスーモに値下げしたた金額で掲載できないか分かりますか？
もし、販売した場所が5区画現場だとして、先に定価で購入した人が値下げを知ってしまったら
やはり少なからず不愉快な思いをするし、今後の近所付き合いでトラブルを避ける意味でも
スーモなどのポータルサイトには大幅に値引きした金額は掲載できない場合もあるのです。
なので、実際に問い合わせをいれてみると値引き可能な物件だったりもすることがあるので
画面で見て「予算オーバー」だと諦めてしまうのは早いケースもあるということをお伝えします。
値引きの流れ
値引きのタイミングのについて説明をしていきます。
まず毎週の土日の販売状況を売主が確認します。
販売を委託している不動産会社へヒアリングして「見込み客はいるか？」
や「この値段でどう思う？」など日曜日の夜に調査します。
そして、月曜日に売主の方で会議をします。ここで販売状況が芳しくない物件があると
その時点で値下げを決めます。その値下げした情報が不動産会社へ届くのが
最短で月曜日、遅い会社だと火曜日の夜となります。
そこからスーモなどに掲載された物件の価格更新を行います。
この結果、一般の人にその値下がり情報が届くのはワンテンポ遅れます。
最近のお客さんの傾向だと、スーモ等で数カ月間ずっとリサーチをしていることが
多く見受けられ、いざ問合せを不動産会社にする時点では「購入前提」という方も
もいます。不動産屋へ、直接問い合わせを入れるのは確かに勇気がいると思います。
なかにはヤバい業者もいるのも事実です。例えば一度問い合わせしただけで
「もうこの人は自分のお客さんだ」なんていう不動産会社もいたりはします。
ただ画面上のスーモの値下がりを待ってお問合せをした時には、
もうすでに、その物件がなくなっているなんてこともよくある話です。
もし本当に気になる物件があるのであれば、金額が下がる前でも
【月曜日】に不動産会社に直接お問合せするのがベストタイミングだと思います。
そうすればだれよりも早くお値引き情報がゲットできるかもしれません。
まとめ
スーモやアットホームで掲載されている新築戸建ての値引きは可能です。
値引きされやすい時期や、タイミングがあります。
気になる物件があるようなら、まめに情報更新をチェックしてください。
何より不動産会社に直接問い合わせをいれることが、最新の価格情報を手に入れる
近道となります。
是非ＨＡＰＰＹＲＯＯＭ(株)へのお問い合わせお待ちしています。
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