注文住宅、新築戸建て、分譲マンション、中古住宅等マイホームの購入を検討する際に…
住宅ローンを組むことが
自分はできるのかな?
という心配がある方も、少なくないのではないでしょうか。住宅ローン相談する中でも、
少しでも心配のある方は「ブラックリスト」なんて言葉が気になりますよね。
会話の中で「ブラックリストに載ってしまっているから借入が難しい」なんて話も
聞いたことがあると思います。
今回は気になる「ブラッククリスト」についての話をしていきたいと思います。
実際にブラックリストという一覧表が存在するのか?
気になる「ブラックリスト」という、この言葉。一般的に使われていますが…
本当にこのリスト(一覧表)
が存在すると思いますか?
しないんですか?
一般的には、クレジットカードが作れなくなったり、借入ができなくなる等の
「何かしら問題のある人のリスト=ブラックリスト」というイメージだと思います。
だからブラックリストに載ったら「もう何もかも終わりだ」とすら思われるかもしれませんが
実際には「ブラックリスト」というものは存在しません!!不動産業界で見たことないです。
闇金の世界ではそんなリストが
存在しているかもしれませんね
一般的には、存在してないんですね。
では何故ブラックリストって言うの?
住宅ローンを組む場合のブラックリストとはどういう状態をさすの?
ブラックリストとは?
あえて言うなら個人信用情報で「異動」という記載のある人をブラックリストと呼びます。
この異動をブラックリスト
として今回は語っていきます
信用情報って何?
信用情報(個人信用情報)とは?
なるほど!では異動(ブラックリスト)
って、どういうことですか?
異動とは?
個人信用情報で「異動」の記載のある人を「ブラックリスト」と考えるとお伝えしましたが…
では、どういう状態の時に、この「異動」の記載がされるのでしょうか?
異動がつく原因は☟
「滞納」です。
「携帯料金の滞納、サラ金の滞納、インターネット料金の滞納」この3つの滞納
が体感としては多いです。支払い忘れ、遅れにより滞納がある場合に「異動」が記載
される可能性があります。
たった1度、うっかりしてしまって支払いが遅れてしまった程度では「異動」はつきません。
何回も滞納していたり…
何カ月もまたいで、滞納など
悪質性の度合いにもよります。
異動の記載はいつ消えるの?(ブラックリストの解除)
なにかしらの滞納が重なって、信用情報に「異動」の記載があったとしても、滞納の原因になるも
のを完済した月から「5年」経過すれば異動の情報は消えて、綺麗な信用情報となります。
ただ滞納の状況が悪質であれば、5年経過どころか10年必要とも言われています。
残念ながら、私は異動を消した
人を見たことがありません😢
わかりやすく言うと・・・
「異動」=「何かしら借りたお金を、月をまたぎ返していない人につくもの」ということです。
住宅購入を検討している方で「異動」
に心当たりのある人が気になるのは☟
異動情報が破棄される5年を待たずにローンを組めるのか?
結論から言うと…
無理×です!!
でも家が欲しいなぁ…
何か方法ないですか?
基本的に「異動」がついていたら、ローンを新たに組むことはできません。
どうしても住宅購入がしたくて、借入が必要な場合の考えられる方法としては
例えば、ご主人に「異動」の記載があるのなら、「親、義理親、配偶者」等が正社員で働いて
いるのならば、そちらの方達の名義で借入をするしかないでしょう。
親、正社員じゃないんだけど…
最悪、パートや派遣であっても
☟フラット35等利用できます!
ブラックリストにならない方法
これは先ほど説明した通り個人使用情報に「異動」がつかないようにすることです!!
どうしたら「異動」が
ついてしまいますか?
返済の滞納=異動です!
正解!携帯料金1回滞納位なら
OKですがサラ金は1回でもNG
ブラックリストにならないためには「滞納」しないことです。
すなわち「返済してあれば問題ない」ということです。
ここからの話は極論ですが…
今、毎月3万円返済があるとして、来月に支払う3万円が無いとします。
そこで返さないと「滞納=ブラックリスト」になってしまうので…
避けるためには、3万円を、また借りて返済すればいいのです。
まさに自転車操業ですが…個人信用情
報に異動をつかせない最終手段です。
※自転車操業を推奨しているわけではありません。無理ないようお願いします!
住宅ローン借入時に残債があったけれどローンの通った実例
◆ パターン1 ◆
5年前サラ金で100万円を借りて、住宅ローンを組む時点で100万円の残有のAさん。
1円も減っていませんね…
金利だけですが毎月きちんと返
済をしていたのでOKでした!
➡ 返済は毎月きちんと行われていたので、滞納という事実はありませんでした。結果的に個人使用情報に傷はついていなかった為、ローンが通りました😊
◆ パターン2 ◆
8社から借入があり、住宅ローン借入時に残債があったBさん。
8社って多いですねぇ…
多くからの借入がありますが、この
人も滞納はしていませんでした♪
➡ 残債は減っていなかったのですが、滞納をしていなかったので個人使用情報は綺麗な状態でした。さすがに8社からの借入れというのは数が多すぎて、銀行のローンは通りませんでしたが、フラット35で通り、無事に住宅ローンを借りることができました😊
このように、ブラックリストになるかならないかのボーダーラインは、とにかく…
「滞納がないこと」です。
特に「サラ金」は1回の滞納でNGとなってしまうので気を付けましょう!
住宅ローンを組む時に残債があり、完済条件があったらサラ金に借りて返すのではなく
親や奥さんなどに借りて完済しましょう。個人信用情報に傷がつかないで
いること(異動の記載なし)が住宅ローンを借りる際には重要です。
「滞納」してしまうと「異動」という傷がついてしまいます。
住宅ローンを組みたいのなら、滞納を避け、決して月をまたがないよう返済しましょう。
「異動」があると、きちんと返済するのが
難しい信用できない人と思われるのかな。
まとめ
今回は、誰もが1度は耳にしたことがある「ブラックリスト」についてのお話でした。
● ブラックリストという一覧表は、実は存在しない事
● 個人信用情報に異動がついていることがブラックリストをいう状態を指すこと
● 実例からみる返済の滞納をしない大切さ
● ブラックリストにならないための方法
参考になりましたら幸いです。こちらの記事☟も併せてご覧ください。